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2008年12月16日 (火)

(1)最近はやりの長期無料保証のトリック

5年間無料保証とか10年間無料保証とか家電量販店のテレビコマーシャルなどで聞いたことありますよね。

電気製品は消耗品だから10年たてば駆動部分に部材の摩耗などでガタがくるだろうし、電子回路も構成素材の経年劣化でエラー発生することもあるだろうし、そんなのをタダでサービスできるなんてすごい!!と思っていたのですが、実は10年間は修理代がかからないというのはただの思い込みだったということに最近気づきました。

長期保証の虫眼鏡でみないと読めないような細かい規定を読みますと、どうやらメーカー製品保証の期間延長を保証するのであって、修理の無料保証ではないみたいでした。

メーカー製品保証期間を延長してもらえるなら、修理代の心配をしなくていいじゃないかと思うかもしれませんが、そこにトリックを解くかぎがあります。

メーカー保証ということからみてみるとわかりやすいです。

メーカー製品保証期間のことを、修理無料期間と思い込みがちですが、実は違います。

多くの人が勘違いしていますが、なんのためにメーカーが製品保証をしているかというと、出荷段階でわからない製品の初期不良に対処するためであって、無料修理サービスのためではないのです。

規定よりねじがゆるんでいたが検査ではパスした、違う部材をまちがってとりつけてしまったが検査ではパスした。そうゆうことは生産現場で現実的にありえます。

そうした初期不良に対処して製品の品質を保証するためにあるのがメーカー製品保証期間です。

そうした初期段階の不良の場合たいていメーカーの保証期間中に不具合が発生します。逆に10年たって初期不良に起因する故障がおこる確率はかぎりなく少ないといえます。

10年先に発生する故障の大部分は、部材劣化による経年変化に起因する故障で、メーカー製品保証対象外になりますので、無料修理の対象にはなりません。そのことを知らない人があまりにも多いようなので、10年後にだまされたと大騒ぎになるのではないかという気がします。

(2)長期保証を拡販に悪用する売り逃げ業者 に つづく

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