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2009年1月22日 (木)

NHKのニュース編集とアリコ保険

よく保険のことを知らない人だと、アリコのCMをみると一番お得な保険はアリコと思うのではないでしょうか。

年齢制限がないし、掛け金は安いし、保障は大きいし・・・

たしかにそう感じさせるテレビCMが一昔よく放映されていた記憶があります。

種明かしをすれば、基本的にどの保険商品もリスクと掛け金と保険金のバランスで成立していまして、とりたててアリコだけがずばぬけてお得な保険であるということはありません。

じゃあ・・あのCMでやってる、いたれりつくせりのアリコの保険はどうなの?

といわれると思いますが、よくCMを思い出してください。

掛け金が安いというCMと、

保障が大きいというCMと、

年齢制限がないというCMは、

すべてアリコのCMですが、それぞれ商品名が違いませんでしたか?

実は連続して、アリコの違う商品のCMを流されるから、みる側がそれぞれの商品のいいとこ取りをして、勝手にいたれりつくせりという印象を受けていただけの話なんです。

保険会社がボランテイア団体じゃない以上、お客の要望を同時に満たすおいしい商品は成立しません。

しかし、要望のひとつをみたす商品は可能ですから、それぞればらばらに条件を満たす商品のCMを連続して流すことで、アリコという会社はすべての要望をみたすおいしい保険を提供してくれる会社であるという印象を創ることはできます。

ただ、ひとつひとつのCMは事実に基づく物ですから、何ら不法な行為はありません。みる側が勝手に勘違いしてしまうというだけのことです。

前置きが長くなりましたが、”事実を伝えるだけで、ニュースキャスターの意見もなく、公平な報道ができているのはNHKである。”という神話がありますが、実は違ったりします。

事実を正確に伝えているだけに見えるNHKニュースですが、先にお話ししたアリコのCMと同じ編集テクニックをしっかり使っていたりして、逆に中立ぶりっこが腹立たしく思えることもあります。

国会中継なんかわかりやすいですが、ニュースでどの場面を切り取っているかをみると、デスクの意図がよくわかります。

新聞なんかもそうですが、社説もさることながら、どの見出しを使うかでぜんぜん達成できる印象操作が違います。

事実を伝えるだけの中立報道などという幻想は、情報訴求の強弱により自社製品を際だたせるセールスプロモーションの視点で見られると、丸裸にされてしまいます。

よりによってどうしてこれをピックアップしたのかという視点で報道を分析してみてください。全然違う分野ですが、情報操作というセールスプロモーションのつぼも見えてきますよ。

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