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2009年1月28日 (水)

東海地区輸出バブル(為替差益)の終焉

アメリカ経済がバブルだというのは4年前から一部のエコノミストにより指摘されてきましたが、その時は冷ややかにあしらっておいて、いまさら大騒ぎしているマスコミ人って、ほんとうに金魚のふんみたいな連中が多いと思います。

縁故入社がふえて、マスコミ人の質が、大きく低下したといいますが、本当かもしれませんね。

この10年来のアメリカは、個人にたとえれば100万円の年収分の働きしかしない人の口座に、振り込め詐欺で年1000万が振り込まれつづけた状況で、その人向けに商売すれば、大盤振る舞いで、他じゃ10万円のものも、20万円で買ってくれたわけだから、自動車にしても家電にしてもおいしくてたまらない状況だったと思います。

なおかつ、世界中から、そんなおいしい市場で稼ごうと金が集まるわけですから、そこでの稼ぎを本国の貨幣に換算すれば、為替差益で20万円の利益が40万円になるわけで、さぞ、おいしすぎて、ついつい大判振る舞いもしちゃったかもしれません。

輸出企業からの税収がウハウハはいる自治体は、太陽光発電の補助金予算も1kwあたり10万円の豊田市、9万円の刈谷市、8万円の豊橋市とかなりの金額でした。

その反対に大部分の日本国内の人は、為替差損で高い買い物をかわされ、”働けど働けど楽にならず”好景気を実感できないまま、ふたたび大不況にさらされるわけで、ネット上で、全国の人から東海地区がやたら叩かれているのも、心情的に理解できます。

でも人生楽ありゃ谷ありで、他人の不幸を尻目に、輸出による富と繁栄を満喫してきた東海地区ですが、これから厳しい時代に突入しそうです。

”人にマイナスを押し付けて、自分はプラスばかりかき集めようとしても、長い間には、そのマイナスはより大きくなって降りかかってくる。”

”人のマイナスまで背負い込んできた人は、自らの度量アップという形で、目に見えない将来のプラスを蓄えることができる。”

日本中のマイナスと引き換えに、大きなプラスを受け取ってきた反面、”楽に稼ぐことになれた”マイナスはこれから東海地区にのしかかると思います。

太陽光発電でも、昨年の連休くらいまでは、よそでは1kw60万円なのに1kw70~80万円が当たり前でした。

いままでが異常だったという現実を直視し、謙虚にめぐまれすぎた過去に感謝し、厳しさを正面から受け止めるしかないですね。

輸出バブル(為替差益)の崩壊を、”あくなき顧客ニーズの実現”という本来のものづくりの基本に立ち返る天佑と受け止めないといけません。

安易なコスト削減という数量的対処でなく、付加価値生産力の向上という質的対処で、未来志向の着実な歩みに立ち返るチャンスだと思います。

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