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2009年2月11日 (水)

郵政選挙のセールステクニック

”正直者”の麻生さんの発言でふたたび3年前の郵政選挙が脚光を浴びています。

マスコミ報道だけみていても何を言ってるのかわからない麻生さんの発言ですが、
実はあの”郵政祭り”選挙は、”悪徳セールスがよく使うセールステクニック”の視点から見てみると実像がわかりやすいと思います。

結論からいうとあの選挙は、
普通ならとうてい売れない”チルドレン”という商品を、
二者択一の単純化した印象操作が成功するような顧客層相手に、
(”無知でうまい話に乗せられやすい甘い客”=通称”まんちゃん”)
”改革”側の人間=正義の味方として売り込むことで、
印象操作という一種の催眠状況の中で大量に売りさばくことに成功したセールスイベントでした。

漫然とニュースを見ていた多くの人は、
時の総理大臣が、テレビの向こうから切々と”殺されてもやり抜く”と訴えかける言葉に、大いに感動し、
”小泉さんを応援しなきゃ、そうだ選挙に行こう”と心から思ったんじゃないでしょうか・・・

正義の改革をつぶそうという悪い連中がいて、
それに命がけで挑もうという”ヒーロー小泉総理”の”信を問う”選挙ですから、
心ある人なら意気に感じて正義の一票を投じたいと思うでしょうw

記者会見会場でも、勉強不足気味の縁故入社の首相番の新人記者ばかりでしたから、
惚けたようにただ感動してただけのようで、突っ込みの甘い質問ばかりの有様でしたw
(そういえば”つっこみがあまいっ!!”という芸人最近”エンタ”でませんねw)

”正義の改革VS悪の既得権守旧勢力”・・・それが事実なら問題ないですが、
実際のところは、そうゆう”印象が作られていただけ”に過ぎず、事実ではありません。

実際に、郵政民営化プロモーションを随意契約で請け負った竹中さんの身内?といわれる会社の企画も

メインターゲット層 =   知的水準は低いが従順な国民層=B層
プロモーション方法=   メディアとの相乗効果による情報反復プロモーション

明らかにセールス会社さながらプローモーションを主眼において、
マスコミへの情報リークも含めて綿密な印象操作プログラムを仕掛けていたらしいです。
 
そもそも、”抵抗勢力””造反組”といわれた人は、”郵政改革”に異を唱えたのではなく、
金転がしのマネー業界とか、アメリカの意向に沿ったと思えるような、竹中プランの”改革のあり方”に異を唱えた人たちです。

しかし、B層といわれる人たちには、”造反組”=”悪の既得権守旧勢力”と思いこんでしまって、
普段選挙に行かないB層の人たちまでも、
”正義の小泉総理とともに、悪である造反組を打ち負かす”ために投票に行き、
通常なら社員としても採用されないような人間まで、
”正義の小泉陣営のチルドレン”として”国会”に送り込んだわけです。

今日の日本が陥っている悲惨な現状も、ある意味自業自得といえるかもしれません。


もっとも当の本人である小泉さんも、
ご存じの通り不勉強であるとともに、思い込みの激しい”自己愛”の人ですから、
竹中プランの修正=改革つぶしと思い込み、修正論議には一切耳も貸さず、
税金を800億円もかけて一世一代の晴れ舞台の”郵政解散選挙”をやり、
しょせん幻に過ぎない”正義の改革”VS”悪の守旧派”という戦いに陶酔しきって
”殺されても改革を断行します!小泉に力を!”とやってたわけですから、
”郵政なんちゃって改革祭り”という悪のりギャグだと思って笑うしかない状況でしたね。

そんな中で”造反組”といわれる人たちは、
竹中プランに反対したことを、改革に反対する既得権益擁護勢力とレッテル張りされる印象操作の暴風雨の中で、正論を訴えつづけましたが、
マスコミは”刺客”ネタで盛り上がるばかりで、
アメリカをはじめとしたマネー業界の餌食になる竹中プランの問題点とかには一切触れず
まともな論争をしたら馬鹿を見る状況だったと思います。

麻生さんみたいな”大人の判断”=”ずるい判断”をした人たちが、
”小泉は思い込みの激しい奇人変人だから、とりあえず小泉の顔を立てといて、問題点は後から修正すればいいや”
ということで竹中プランに賛成したのも、現実的にはしょうがないかなという状況だったわけです。

麻生さんは、その辺の裏事情を隠せない自意識の強い性格で、
”俺はあんな国を滅ぼす竹中プランを支持するような無知なバカではないが、
後で修正すればいいから、とりあえず賛成して修正を先送りする高度な政治判断をおこなった”
ということをつい言いたくなったのでしょう。

最近麻生さんの郵政発言が”ぶれている”と問題になっていますが、
最初から間違った法案ということを理解した上で、
小泉竹中対策のためにとりあえず賛成しておいて、後で修正つもりだった訳ですから、
本音はぶれてないといえるんじゃないかと思います。

だけどあの場面で、竹中プランの問題点がわかっていたなら、
修正を先送りするという大人の判断をするより、
守旧派とレッテルを貼られようとも、問題点の修正を求め、
B層プロモーションの暴風雨に立ち向かう気概を出すべきだったんじゃないかと思います。

それだけに、平沼さんや城内さんとか国民新党の人たちのように、自己保身を顧みず、より国を思うまともな気持ちで、不利な戦いを挑んだ人たちには、正当な評価をしてあげたいなという気がします。

追伸

国会で”チルドレン”が、いまだに的外れな”改革か否か”のレベルで、
質問内容が途切れるくらい猛烈にやじっています。

はなから法案の行間を理解しようとしないで、
”改革”VS”守旧”の2者択一でしか対応できない単純脳の”チルドレン”が大活躍ですが、
”粗悪品”を完売させることができる、セールプロモーションの威力をつくづく感じるしだいです(爆)。

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