太陽光発電”買い控え”を誘発させたい?中日新聞
太陽光発電の電力の高額買い取りの法案の提出というニュースがあった時、地元の中日新聞は、虫眼鏡で見ないとわからないような小さな扱いでしたが、これがマイナス報道となると、一転して見出し付の記事で大きく取り上げ、”一部のユーザーしかいない太陽光発電設備の電力を高く買い取る優遇措置ための費用を、他の電力消費者が負担する不公平さ”をさりげなく強調しながら、”暗雲漂う”という大きく目立つ見出しで、マイナスイメージを強調していました。
日本一”ガス大好き名古屋人”地帯の地元新聞です。
参照・・過去記事”ガス大好き名古屋人”
http://yokotakanko.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-d4ff.html
どうも地元の極太スポンサーの意向を反映して、後ろ向きの誘導をしているような気がしてしかたがありません。
そうした地元新聞の報道スタンスのせいかどうかわかりませんが、”太陽光発電設置により支出より収入が増える”という好条件が見えているにもかかわらず、尾張地区(愛知県の西半分)では、多くのひとが、太陽光発電のプラス面に、根強く懐疑的なイメージを持っている気がします。
昨年度は、5年後に半額になるという地元紙のアナウンスによる”太陽光発電買い控え”で、大いに苦しめられた経験がある自分としては、この新聞の本音は、地元ガス業界とか、昼夜出力調整がしやすい火力発電の比率が高く、太陽光発電の普及メリットが少ない地元電力会社の意向を微妙に反映して、太陽光発電普及宣伝には消極的じゃないかなと感じています。
こんな風に当社の広告を出してくれている新聞社の悪口を書くと、広告の掲示場所がへんなところにされたり、掲載件数が減らされたりするかもしれませんが、どうもこの新聞・・太陽光発電に微妙にケンカ売ってるスタンスを感じるんですよね。(愛・地球博の手前・・正面から太陽光発電にNOとはいえないでしょうがw)
三河地区の普及台数の多さに助けられて、愛知県の太陽光発電の設置台数は全国一ですが、人口が多い尾張地区の普及が伸び悩むのには、買い控えを誘導したり、さりげなくマイナスイメージを刷り込んでいる、この新聞社が大いに貢献している気がします。
※
国際情勢からいくと、我が国が、CO2排出権取引を通して、世界レベルで環境負荷の対価を求められるのは避けられない流れです。当然のことながら、電力会社も費用負担を求められるのは、避けようがありません。
そうした視点に立てば、短絡的にはプラスにならないようにみえる太陽光発電の買い取り価格の義務化も、回り回って、コスト削減メリットとして還元してくるわけですから、悪くないと思うのですが・・・
太陽光発電ユーザーと他の電力消費ユーザーを対立させる報道姿勢で、スポンサーの顔色をうかがうあたりは、さすが”巨大な田舎”といわれる地方の巨大地方新聞社だけのことはあります。
世界情勢収集を通信社に丸投げしているから、地元目線から抜けきらないのは宿命ですかね・・・にもかかわらず、読売、朝日が入り込めず鉄壁の防御で地元シェアを守り抜いているのはす・ご・い・です。我が家も自分が子どものころからこの新聞の読者ですからw
PS、中日新聞の不思議・・・
一連の小沢報道のときは、なぜかノルマがあるかのように、記事の中身がないのに見出しだけ記事を一面あつかいというのを、連日継続してましたし、今回みたいに微妙に住宅用太陽光発電の拡販の腰を折ってくれるし・・・この新聞社のデスクって10万円単位のアルバイトが好きな人が多かったりして・・・とふと妄想が浮かんだりしてしまいます。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 大企業経営者が企業経営でなく処世術のプロであることがよくわかるグラフ(2019.08.24)
- 天皇陛下のこころを踏みにじる安倍政権=平成最後の年明けに陛下記者会見全文を読む(2019.01.01)
- 安易な外国人労働者受け入れ拡大の恐ろしさを知らない人が多すぎる(2018.11.07)
- シンゾーというIQ二けた人間を総理の座に座らせつづける自民党(2018.08.08)
- WILLとHANADA見出し広告の費用は官房機密費から出ていないか?(2018.07.12)
「裏話いろいろ」カテゴリの記事
- 大阪地検特捜部の籠池夫妻逮捕は忖度出世ねらいだったりして(2017.08.24)
- 工作員疑惑=原子力規制委員会の田中委員長=老朽原発延長推進で安保リスクを極大化させる(2016.06.20)
- 疑惑隠しのめくらましか?☆福島原発事故の内部資料(吉田調書)流出の裏事情(2014.05.24)
- 福島県警幹部の相次ぐ自殺というニュースで連想する3年前の疑惑(2014.05.03)
- ブログランク不正ツールによるシステム障害発生?消えたアクセスカウンター・人気記事ランク(2014.05.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント