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2009年6月 3日 (水)

日本で太陽光発電がコストダウンしない理由

数年待てばもっと太陽光発電システムの製品価格が安くなると思い込んでいる人が多いです。

そういう人の多くは、他の電化製品と同じだという感覚でとらえていると思いますが、根本的な事実の誤認があります。

太陽光発電の設置費用の大部分は製品生産のコストというより、稼働率が低い前提で設定された営業とか施工にかかわるコストであり、稼働率が高まれば、リスクと労力を現場に押しつけた”ピンハネ経営者”の”ぼろもうけ”として集積されて価格還元されにくい構造になっているということを見落としているからです。

電化製品というよりも、むしろ、価格が高止まりしたままも”住宅”と同じに考えた方が間違いがないでしょう。

太陽光発電は開発コストを償却できれば、急激に価格低下できる電化製品と違い、高コストの本当の原因が、非効率ゆえに高くならざるえない、営業コスト、工事コストにありますから、業界の経営構造に踏み込まないと普及台数だけではコストダウンにつながりません。

いくら生産量が増え、製品価格が低くなっても、最終的な価格のうちに占める比重が高い、営業コスト、工事コストが低くならない限り、海外と比べてずばぬけて価格が高い住宅と同様で、大きく価格が下がることはありません。

日本では2000万円出してもウサギ小屋しか建てられないが、オーストラリアでは桟橋付きの1億円くらいの豪邸が建つと揶揄される、住宅関連業界全体の高コスト体質が変わらない限り、政府が目指す太陽光発電システムの設置費用が1kwあたり40万円になるのは難しいと思います。

製品以外の費用だけで、1kwあたり30万円くらいの業者はごろごろいます。

”安さにだまされて後悔するのはお客様ですよ”という”決めぜりふ”は、価格維持の”伝家の宝刀”ですが、同じ施工業者が施工した物件でも、経営者の目標とする営業の利益額の差で、費用が大きく変わっているという実態を見る限り、”異業種”からの参入が活発化しないとなかなかコストダウンは進まないと思わざるをえないのが実情です。

渡来系の名古屋人は”他人を信用できない”タイプの人が意外と多く、こちらが善意として推進してる低価格化を、”手抜き工事”などの裏があるに違いないと、うがった見方をする人に少なからず出会いげんなりしてしまいます。

”そうゆう方は、”ぼろもうけ業者の肥やし”になってればいい”と、相手にしないようにして、今後も太陽光発電の普及拡大=低コスト化をすすめるつもりです。応援よろしくお願いします。

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