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2009年6月10日 (水)

せっかくの追い風を無にするシャープの海外優先

シャープの太陽光発電モジュールの納品が極端に悪くなっているのは周知の事実ですが、住宅メーカーなど大口受注とか、関東地区での受注殺到が原因だと思っていましたがどうもそうじゃないらしいです。

国内向けの比率を大幅に削減して、利益率の高い海外向けを優先してるらしいという情報が風のたよりで舞い込んできました。

過去にもブログ記事で触れましたとおり、、シャープは太陽光発電モジュールのトップメーカーとして、普及拡大のため他のメーカーとちがい、償却年数を20年以内に収めるため、採算度外視の無理な低価格設定を貫いてきました。

低価格路線で苦戦したシャープ

http://yokotakanko.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-e8a8.html

低価格路線で苦戦したシャープの逆襲

http://yokotakanko.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-1601.html

そのため、一方で、売れども売れどもたいして儲からないというジレンマに陥っていました。

いまさらサンヨーさんのような”ばか高”価格体系に変更することもできず、結果的に、高い仕入れ掛け率、厳しい支払い条件などを販売店に求めざるを得ず、販売店ばなれを生みながら苦戦してきたようです。

ここに来て世界的な太陽光発電モジュールの需要急拡大という追い風を受けて、儲けがとれるおいしい市場の海外重視にめがくらみ、国内市場は二の次にすると言う路線転換をしたのかもしれません。

せっかく太陽エネルギー普及拡大のパイオニアたらんとして積み重ねてきた低価格路線が結実し、国内での普及が急拡大しようというところで、目先の短絡的な利益につられて海外の高売り市場を優先して、国内ニーズに待ちぼうけを食らわせる判断をしているとしたら、”日本国”に対する背信行為じゃないかと憤りを感じます。

ただ、しょせん、シャープは戦後の出来星企業のひとつにすぎません。

新生日本のさきがけとなった”坂本龍馬”の”海援隊”出身の土佐の岩崎弥太郎が創業者である、根っから”日の丸”を背負って生きてきた”三菱”などの”純血日本企業”とちがいます。

戦後のどさくさの中でおおきくなった”早川電気”を前身とするシャープですから、”利”よりも”義”を重んじろというのが無理な相談なのかもしれませんね。

あまりに信念がない動きに、”しょせんB級だな”と思ったりする今日この頃です。

”人が止まる業”と書いて”企業”と書きます。

これからの時代は、”企業”も、ただの利益でなく、もっともっと”思想””哲学”が問われるようになると思います。

どうせなら、そうしたポリシーのある企業の力になりたいと思います。

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