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2009年10月18日 (日)

CO2削減に太陽光発電は不十分=ハイブリット発電(安定電力供給)設備を

以前”公共施設の太陽光発電は何故高い?”という記事でも言及しましたが、

http://yokotakanko.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/100-d86a.html

全国の小中学校の屋上に,"ただただ太陽電池を設置する"という産業的には無意味な”スクールニューデール”計画を改善する、未来の産業構造転換、新エネルギー産業育成につなげる有効利用を提案したいと思います。

麻生政権時代に提出された、全国の小中学校の屋上に太陽光発電を設置するプランが、民主政権でも継続しそうですが、そうした”ただ太陽光発電を設置すればいい”という”なんちゃってエコ”の発想は終わりにすべきではないでしょうか。

ご存じの通り、太陽光発電の発電電力は、日射量により大きく変化して不安定なものです。そのため、蓄電しながら安定供給するシステムとか、不足分だけを発電するフレキシブルな発電設備の併用で安定供給システムとしてリメイクするとか、安定供給を担保するシステム開発抜きには本格的な代替エネルギーとして確立することはないと思います。

不安定な分を穴埋めできる、フォーローアップの蓄電設備、発電設備とのセット運用がなければ、電力不足で停電を頻発させるか、電力過剰で発電しても大部分放電させて無駄にする状況に目を瞑るしかなく、CO2排出大幅削減の切り札になるどころか、膨大な発電ロスを生むお荷物になりかねません。

普及率が2%程度の現時点では、太陽光発電の発電電力供給の不安定さなど問題にならないレベルですが、普及率が20%とかになりますと、その不安定供給の穴埋めをするフレキシブルな発電設備の充実は不可欠です。

近い将来、太陽光発電などの不安定供給電力のフォローアップシステムの欠如が深刻な問題となるのは目に見えています。

政府が太陽光発電のことを本当にわかっていて、温暖化ガス削減25%達成の切り札にしようと考えるのなら、太陽光発電など自然エネルギーの弱点を補う蓄電設備、小規模発電設備などを複合させたスマートグリッドのインフラ整備こそが最重要課題ではないでしょうか。

全国の小中学校に太陽光発電を設置するのでしたら、太陽光発電の不安定電力をフォローする送電調整、蓄電設備、不足分だけ随時補うフレキシブル発電設備など、スマートグリッドシステムの開発を同時進行させ、安定供給の新エネルギーシステムとしてグレードアップさせる実験場にするべきだと思います。

世界的な需要爆発が見込まれる自然エネルギーですが、太陽電池とか風力発電とか自然エネルギーを直接取り出す本体ではなく、その不安定さをフォローして、安定電力供給を実現するハイブリット化のフォローアップシステム関連製品のほうが世界レベルで圧倒的に不足してくるのではないでしょうか?

そこに大きなビジネスチャンスの鉱脈が眠っているような気がします。

全国の公共設備に太陽光発電を設置する場合、フォローアップ発電設備もしくは蓄電設備の併設を義務化して、ハイブリット発電の実績を蓄積させるというのはどうでしょうか?

今後の世界産業エネルギー革命の主戦場となるべきスマートグリッド分野の製品開発力を高め、その分野でアドバンテージを得るための公共投資というのは、未来の成長も支える有効な戦略的政策投資です。ぜひ”太陽光発電だけをつけてよしとする無邪気なプラン”は抜本的に見直して、プラスアルファーの”スマートグリッド””ハイブリット発電”にまで狙いを定めてもらいたいと思います。

太陽電池がいくらか増設されるだけでは、市場規模が小さい関連分野が潤うだけで、不況脱出の切り札にはなり得ません。同時進行でハイブリット発電・・・安定供給フォローアップシステムの普及を政策的に後押しすべきです。

文部科学省には、縦割りの垣根をこえて、学校の屋上を、経済産業省に明け渡してもいいくらいの寛大な気持ちで、スマートグリッド関連製品の推進におおいに協力してもらいたい物ですね(爆)

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