こんな時代だからこそ”東北人”小沢一郎に国を託したい
東北人の小沢一郎が民主党代表選に名乗りを上げて以来、新聞テレビの異常なバッシングがつづいています。
罵詈雑言を受け止めながらも、毅然と信念をたたえる、朴訥とした”小沢一郎”の姿と、その彼を袋叩きにしようと息巻いている新聞・テレビの集団リンチのありさまを見比べてみると、今日の日本の精神の荒廃の根源が、どこにあるかがよくわかるはずです。
彼ほどマスコミが作る虚像と実像が違う人間はいないのではないでしょうか・・それは戦後の日本のマスコミが、世論工作機関として運用されてきた側面があることの、裏返しでもあると思います。
マスコミの連中の不当な言いがかりの雨あられの中でも、言い訳ひとつせず、黙々と歩き続ける小沢一郎ですが、その人間としての魅力を感じれるようになったのも、自分もそれなりの年齢になったからかもしれません。
彼は、東京で過ごした時間のほうが多いはずですが、岩手の風土の中でつちかわれたような東北人気質を存分に感じさせてくれる不思議な人です。
岩手出身の著名人といえば石川啄木と宮沢賢治ですが、その作品から感じられる体温と同じものを、最近の小沢一郎に感じることができます。
言い訳もせず、ひたむきに歩き続ける小沢一郎の姿に、じ~んとくるものがあるのですが、レッテル張りで心眼を閉ざした人には何も感じられないかもしれませんね。
石川啄木の歌を詠み、宮沢賢治の詩をくちずさみながら、雄大な岩手山の姿を思い浮かべていると、連日のマスコミ報道が踏みにじり、日本が見失いかけている大切なものが何かが伝わってくるはずです。
小沢一郎が戦いをやめないのは、マスコミがいうように闇の権力を保持するとかではなく、この国を愛しているからに他ならないと思います。彼の心の中にはつねにこの詩が繰り返されているように感じるからです。
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテイカラズ
イツモシズカニワラッテイル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニイテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負イ
南ニ死ニソウナ人アレバ
行ッテコワガラナクテモイイトイイ
北ニケンカヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイイ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
ソウイウモノニ
ワタシハナリタイ
by宮沢賢二
ふるさとの山に向かいていうことなし
ふるさとの山はありがたきかな
by石川啄木
追伸
小沢一郎氏のホームページがアクセスできなくなっています。
応援が殺到しているのかマルウェアを仕込まれているのかわかりませんが・・・
菅仙谷はいまさら挙党一致をかかげて小沢氏の代表選出馬とりやめを策しています。
たとえ鳩山を敵に回し、負けることになったとしても小沢一郎氏は筋を通すべきだと思います。
小沢一郎氏の出馬は、マスコミ・政界をはじめとして、この国に蔓延する精神的退廃をあぶり出し、未来の日本を担うべき草莽の士にありうべき未来を示す第一歩となると思います。
挙党一致というのなら先の参院選挙で信任を問い、国民から信任されなかった菅直人が折れて仕切り直しするのが、一番最初に通すべき筋でしょう。
むしろ前原VS小沢・・という構図のほうがよっぽど納得できると思います。
菅続投での一本化はこの国を堕落・腐敗のどん底に叩き落します。
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