« 1kw=48円の買い取り価格のおかげで10年以内で償却・日本製をよろしく! | トップページ | 1月10日小沢支援デモ参加者のひとりひとりのインタビューが面白い(中継録画) »

2011年1月10日 (月)

宮台真司に勉強はできるが”逆上がり”ができない僕ちゃんを見る

昨日のツイッターでは、TBSラジオ荒川強啓デイキャッチなどでコメンテーターをしている宮台真司氏の火病発症ツイートの連射で、ちょっとした”miyadai祭り”状態になったらしいです。 ※参考  宮台真司氏の小沢一郎氏に関するアゴーン?(菅直人首相マル激出演後

 http://togetter.com/li/87589

そもそもの発端は宮台氏がユーザーの反論に対して論破モードに突入したことがきっかけみたいです。
事態を遠めに眺めると、例えば、”円”の説明をする時、細分化した三角形の総和として表現しようとした宮台氏が、一ユーザーに”三角”の総和と”円”は別物だろうと指摘され、逆切れして火病を発症してしまったみたいな展開で、土俵違いの一人相撲をする宮台氏の滑稽さが際立った一件だったと思います。
Photo

”単純なことをわざわざ難しく理屈っぽく伝えているだけじゃない?”という無名の女子ツイートが、端的に表現していたんじゃないでしょうか。

相手が立ってない数式の土俵でけんかをしかけて、”勝った”とか”負かした”とかいってる事自体がマンガなのに、「”小沢信者のバカっぷり”を世間に知らせるためだった」とか、”小沢信者”という妄想まで登場させてしまって、自分の火病で火傷する様子は、あの手の人間の本質を垣間見せられた気がしました。
民主のネオコン僕ちゃんとか、エリート官僚なんかもそうでしょうが、情報量と論理整合性の頑強な鎧で、身を守る癖がついているような人間は、自慢の鎧がめくれちゃったりすると、あたふたと想像を絶する醜態をさらしちゃうものなんですね。

情報過多の頭でっかち君の場合、鉄棒の”逆上がり”を理屈で考えすぎたり、手を滑らせた場合の危険予測などの情報過多の逆効果で、重心移動の体感取得という肝心なツボをいつまでもとらえきれず、いつまでも”逆上がり”ができなかったりします。

豊富な情報量とその情報の微小な四角のピースを”レゴ”のように球状に組み立てていけば、限りなく球体に近づいていくモデルを使って球体を説明するような宮台真司氏ですが、”逆上がり”と同じで、どんなに細かくても四角いピースで埋めれない完全な球体との隙間を埋めるためには、阿吽の呼吸で埋めるコミュニケーション力が最後の決め手・・説得力だったりすることを見失っていたと思います。
50過ぎた彼が”逆上がり”ができない体質を露呈させたかのようなツイート連射してしまったわけだから・・・”miyadai祭り”状態もやむなしですね。
宮崎哲也とか宮台真司とか1980年代後半から登場し、言論界で一潮流を作ってきた論理整合性オタクですが、今回の”miyadai祭り”は、その”終わりの始まり”を象徴する事件かもしれないです。

ちなみに宮台氏が指摘した、新自由主義的路線のはしりは小沢さんだったんじゃないかという指摘ですが、方便のレベルでは事実だと思います。宮台氏が”論破したバカ”と名指しした対象の人たちもその点については異論はないでしょう。
しかし、宮台氏と違い、彼らが着目しているのは、小沢氏が”日本の保守”のベースで現実の政治ベクトルを志向していて、根本の部分ではぜんぜんぶれていない点だと思います。
小沢氏が引用した”山猫”の”変わらないためには、変わらなければならない。”という言葉が、如実に表現しています。

克己心なき”ぶら下がり病”におかされていた当時の20年前の日本においては、”日本”でありつづけるためには、新自由主義的なカンフルも必要だったんじゃないかと思います。20年前には、変わらないための方便が自由主義的改革だったのかもしれません。
それが、グローバリズムの弊害が顕著になった今日には、真逆で新自由主義の対極にあった”日本主義”を再評価する必要が出てきて、反新自由主義のベクトルへ軌道修正する。・・これもまた方便のひとつでしょう。

保守政治家のかかげる理想は、人道的な慈愛あふれた社会の実現というように、非常に心情的・感覚的なものがベースにあります。
保守の人間にしてみれば社民主義であれ、新自由主義であれ、そうした保守の心情的な理想への積み重ね一歩に過ぎない方便なわけで、イデオロギー=論理体系での自己完結を目指すいわゆる”主義者”とは依拠する位相が決定的に違います。

”ぶっちゃけ、方法が間違いだと感じたら、素直に修正しちゃえばいいんじゃない?”
”自らの間違いを素直に認めることができるこころが、人として正しい道だよ。”
という人間に対して、”変節したとかしないとか”をあげつらうこと自体が無意味なことです。
ようするに一番大事にしているのは、論理整合性でとらえきれない”人道的な感覚”ですから・・。

ツイッターの”miyadai祭り”に参加した多くの一般ピープルな人たちは、学者である宮台さんのような情報量も理屈を捏ね回す技術もない人がほとんどだと思います。
しかし、感覚的に、”筋違いの揚げ足取りを仕掛けて「勝った負けた」とやってる”宮台さんの本質を垣間見て、”ゲロ出るげ”と感じて黙っていられなくなった人が多かったんじゃないでしょうか?
それにしても・・”この人、単純なことを、わざわざ難しく、理屈っぽく伝えているだけじゃない?”という女子ツイート・・見事に”どストライク”でした。

ポストグローバリズムの答えを求めてさまよってる民意が、”日本的な保守政治家としての小沢の新しい一面”に期待を寄せることで生まれているのが”小沢ブーム”です。
求められているのは個別の小沢氏ではなく、現在の小沢氏が象徴している”自立と共生”を実現できる日本をたぐりよせる政治ベクトルです。
小沢批判をするなら、ポストグローバリズムのベクトルを志向する”フェアトレード的価値誘導”とか、共同体再生の住民運営の”下駄履き”福祉とか政策課題と、小沢氏が実現させようとする具体的政策の対比を提示するなら有意義かもしれませんが、”日本の政界に新自由主義を持ち込んだのが小沢だということ知ってて小沢支持してんの?僕ちゃんはしってるよ~ん。新自由主義批判で小沢支持するのはバカじゃん”と自分自慢したところで、何の意味があるのでしょうか?

”僕ちゃん逆上がりの体重移動の関数解析できるよ~ん”と自慢しても、クラスメートに”ごちゃごちゃ難しい話はいいから逆上がりしてみろよ~”と一発かまされ撃沈する、中学生になっても逆上がりができない少年にしかみえませんでした。 

にほんブログ村 政治・社会問題 にほんブログ村 風力発電・太陽光発電 にほんブログ村 団塊の世代

|

« 1kw=48円の買い取り価格のおかげで10年以内で償却・日本製をよろしく! | トップページ | 1月10日小沢支援デモ参加者のひとりひとりのインタビューが面白い(中継録画) »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

横田さん、いつも秀逸なブログありがとう!宮台さんって、ほんと そういうやつですよね。すかっとしました。
昨年 6月 菅総理就任時にTBSラジオで食事をする仲と自慢げしてたので、へんなやつと思ってました。

投稿: あべたま | 2011年1月18日 (火) 21時22分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/528455/50545035

この記事へのトラックバック一覧です: 宮台真司に勉強はできるが”逆上がり”ができない僕ちゃんを見る:

« 1kw=48円の買い取り価格のおかげで10年以内で償却・日本製をよろしく! | トップページ | 1月10日小沢支援デモ参加者のひとりひとりのインタビューが面白い(中継録画) »