情緒的開国論のTPP推進派を哂う(1)あんたら真性マゾ野郎か
民主党カン政権が推進しようとしているTPP(環太平洋自由貿易協定)への反対論がネット上で広がりつつあります。
全体を見た印象だと、TPP賛成派の論点は、
”今参加しないと自由貿易の世界の流れに乗り遅れる”
”日本は輸出産業が牽引する貿易立国”
”GDPの数パーセントの産業を守るために日本の製品が関税(大部分は10%以下だが)をかけられ、関税ゼロの韓国との競争に負ける”
”日本企業の生産拠点の海外移転が進む”
など、情緒的、もしくは一面的なものが多いです。
TPP推進の根拠として一番強調されるのが、日本の輸出産業が不利な条件を嫌い海外に流出してしまうというものですが、人件費の60%の差を考えたら、TPP推進で関税がなくなったところで、コスト競争のための海外流出に抑制が働くわけもなく、明らかに枝を見て森が見えない議論です。
とどのつまり、”日本は貿易で発展してきたから、自由貿易をすすめれば、日本の未来はばら色さ”という思い込みが一人歩きしたものにすぎないです。
そんな・・とほほなレベルの話を、”○○グローバル経済研究所とかいう仰々しい名前の機関の人間が、マスコミを通じて、もっともらしくメインの論拠にあげているあたり、日本国民もずいぶんなめられたものだと思います。
もっとも、日本のGDPの20%近くを占める輸出産業的には、少しでも有利な条件ということで、10%でも関税がないほうがいいわけですから、自社の○○研究所の職員をTPP推進の宣伝要員として活用するのも利潤追求を旨とする企業としたらやむないことかもしれません。
しかし日本全体の利益を考えたら、こんな情緒的な開国論で入れ込んじゃって大丈夫かよという話だと思います。
※
今後の日本の生きる道を考えた場合、”総論賛成””各論反対”というのが、今の自由貿易に関する議論の大勢でしょう。
少子高齢化のビッグウェーブが襲い掛かる中、日本の国内市場だけでは、袋小路に入り込むのは誰もが認めるところです。新興国の市場拡大をわが国の経済力維持に結びつける国際的な経済関係を発展させることが必要不可欠であることは確かです。
しかし、問題は、どのやり方が一番いいのかということで、カン政権が進めようとしているアメリカ・シンガポールなど”金ころがし大国”がリードするTPPへの参加が、本当に最優先課題かというと大いに疑問があります。
マネーゲーム肥大のピンはね構造のパラサイトである”国際欲豚”が腐臭を放ちつつあるアメリカ・シンガポール主体の経済ブロックに丸呑みされかねないTPPの危険性が、あまりにも軽視されているのではないでしょうか?
現状のTPP参加が、今後の日本の高齢化社会を支えるだけの財力を稼げる市場拡大につながるものなのかを、もう一度冷静に考える必要があると考えます。
現時点では、思うほど市場拡大ができず、逆に、国際欲豚の新興アジア向け商売拡大のための客寄せパンダとして、おいしいところを中間搾取されるだけに終わるのではないか?という危惧の方が大きいのです。
<参考図 TPP の実態は 日本と”マネーゲーム大国”アメリカとの 自由貿易協定>
巨大なアメリカのGDPが、金融バブルでかさ上げされたものだということを見抜かないと!身の毛もよだつTPPの成り行きが垣間見える!
コイズミ時代のようなさらなる金融規制の緩和で、金融詐欺にあったかのように日本企業がボコボコにされ、社内留保をガッツリさらわれる一方で、
貧民化した国民は、国内農業の嗜好品生産への特化=一般農作物の生産基盤壊滅(アフリカ、南米で実証済み)で、薬品付けの毒まみれの輸入の食糧品しか買えなくなり、食糧メジャーの欲豚をぼろもうけさせながら、
マネーゲームでつりあげられたエネルギー資源を、石油メジャーからボッタクリ価格で買わされ、
70年間こつこつとためてきた虎の子の貯金がなくなったところで、出がらしになってからおっぽり出され捨てられる最悪の未来・・。
結果的に、日本の優良企業の株を6割以上支配されてしまって、循環型社会のベースである日本型資本主義が瓦解したコイズミタケナカ改革詐欺劇場をさらにすすめた、”踏んだり蹴ったりの最悪の結末”が待っているような気がして仕方がありません。
世界最悪の”国際欲豚”がてぐすね引いて待ち受けるTPPよりも、”自利利他””喜捨の心意気”という日本人と共通するメンタリティをもった、アジアの”腹黒くない系の国々”との共生を強化して、ベトナム・インドネシア・マレーシアなどアジア各国とのFTA、EPAを進化させたほうがよっぽど有意義じゃないでしょうか?
戦後日本の経済発展の原動力となった富の再配分循環モデルをアジア全体で広げることで、日本のアドバンテージを活かして、同時に高齢社会日本国民の生活維持の原資を稼ぎながら、アジアの民衆全体が豊かになる道=”21世紀の大アジア共栄圏”を目指すことのほうが、日本国の国是にも、国益にもかなうのではないかと思います。
そう考えると、たかだか10%の関税がなくなる程度の見返りで、アメリカとシンガポール=ユダヤと華僑という”強欲の権化”みたいな”国際欲豚”が主導する、現在のTPPの枠組みに丸乗りしたがる人たちは、超ど級のマゾ野郎にしか思えません。
TPP 推進派は 土着の日本人が少ないようですから、DNAレベルで”強欲の血が騒ぎ”、世界の”欲豚仲間”になることを求めているんでしょうかね(爆)
(2)につづく
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