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2011年4月27日 (水)

天皇皇后両陛下の東北慰問・・まごころのべースにあるもの

東北の被災地を訪れ、できる限り多くの被災者と直接会って励ましたいという、天皇皇后両陛下の思いがようやく実現し、本日、宮城県の被災地慰問がおこなわれました。
Touhoku

多くの人が、両陛下の深い思いやりに触れ、涙ぐんでいましたが、両陛下のこころの真ん中にある試練を乗り越えたもののみが放つことができる”惜しみない人間愛”が、多くの人のこころを動かしたと思います。

こころは常に被災地と共にいたいと、毎日皇居での停電を実施されている両陛下のことですから、形式的な慰問でないことは、いうまでもありません。真に心がこもったいたわりは、本当に心にしみます。澱みがちだった心が洗われるように、とめどなく涙があふれてどうしようもなかったはずです。

両陛下が常々現わしておられるのは、いわゆる上っ面のやさしさではないと感じています。己に与えられた艱難辛苦を正面から受けとめ、その苦痛を自ら乗り超えたものだからこそ持つことができる慈愛のオーラー、他人の苦しみに対する思いにあふれていると思います。だからこそ、なにげないやりとりでも、人の心をおおきく揺さぶるのでしょう。

悲しい現実をしっかりと受け止める気丈な精神力と、あふれる人間愛を惜しみなくふりそそがれる両陛下ですが、アフガン戦争当時、皇后陛下美智子様にまつわるこんな逸話があります。

2002年10月のスイスで開かれた国際児童図書評議会の講演での話ですが、皇后陛下は、”貧困をはじめとする経済的・社会的な要因により、本ばかりか文字すら遠ざけられている子供たちや、紛争の地で日々を不安の中に過ごす子供たちが、あまりにも多いことに胸を塞がれます”と述べられ、詩人竹内てるよの詩を読み上げられました。

生まれて何も知らぬ わが子の頬に
母よ 絶望の涙を落とすな
その頬は赤く小さく 今はただひとつの巴旦杏にすぎなくても
人類のための戦いに
燃えて輝かないということがあろうか

そこでアメリカ人の童話作家が突然立って”フォーギブ・ブッシュ!”と叫んだそうです。
そして彼女は、膏続けたそうです。
”アメリカという国は悲劇の原因を究明せず復讐という道を選んでしまいました。戦争は私たちの子供たち、さらにその子供たちを悲劇に巻き込みます”
”私はかって日本に住み、ご成婚のころのミチコさんを見ました。今のスピーチを聴いて、あの若いプリンセスがどれほど重い責任と苦労を背負ってこれまで歩んできたのかと思い、涙が止まらなかった。私たち児童文学関係者が果たしてあれほど深い思いを子供たちに持ち続けているでしょうか”

あの穏やかでおやさしい美智子様の心の中には、子供たちを守るためには、たとえ身を犠牲にしようとも、降り注ぐ銃弾にも毅然として立ちふさがり、子供たちを守る盾となろうという強靭な決意が抱かれている・・・それを感じ取り感激したアメリカ人女性の正直なこころの叫びが生んだハプニングだったと思います。

”ひとの心を動かすのは、小手先の理屈ではなく、ほんものの心です。苦難の現実から逃げずに果敢に向き合う中ではぐくまれてきた本物の思いやりの真心だからこそ、ささやかなやり取りだけでもひとに通じるのです。”・・・この国難に立ち向かわれている天皇皇后両陛下は、日本国の精神支柱=リーダーということを、あらためて実感しました。

病身に鞭打ち国民とともにあろうという両陛下のお姿に接するにつけ、このようなリーダーをいただいているこの国に生まれた幸せを感じています。人と接する仕事をしている私ですが、ややもすればテクニックに流されがちな自己を戒め、常に誠につとめて生きたいと思います。

人間性に疑問符がつく政治家が目立つ日本の政界ですが、つくづく人間を磨きなおしてもらいたいものです。

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