各地ユーザー4月発電量・生データ一挙公開します
今年の3月、4月は、各地のユーザーさんの太陽光の発電量は好調です。軒並み月2万円くらいの売電が稼げています。もっとも気温がさほど高くなく、日射量も多い3~5月の時期は、一年の中でも一番発電できる時期ですから、今のうちにしっかり貯金をしておいてもらいたいものです。
最近、モデル工事だからタダで設置するような話の、へんな訪問販売業者の営業が増えたおかげで、お客様の太陽光の営業に対するイメージが悪くなっている気がします。
確かに、東海地区で一番低コストで提供している当社のような条件ならば、ローンの金利を含めても、売電価格よりも月の支払いよりのほうが少ないという”タダより安い条件”で設置できますが、営業コストがかかる一般的な訪問販売の価格では、償却年数がかかりますので、発電量・経済効果などでかなりのオーバートークをしない限り、”実質タダ”というのは無理があります。
不況の影響で、無責任雇用の訪販会社の出来高払いのセールスが大量に市場にあふれているおかげで、まともな営業までが相手にされないというのは残念な話です。
せめて、お客様から協力いただいて提供してもらっている生の発電データーなど、情報公開して、民生用代替エネルギーのひとつである太陽光発電の普及に役立てれば幸いだと思います。
以下 各地ユーザー発電量記録 生情報(クリックで拡大)
名古屋 シャープ5.28kw 南南東
美濃加茂市 シャープ5.12kw 東南東
北名古屋市 シャープ4.96kw 東・西 二面 隣家影あり
犬山市 三菱3.8kw 西南西
名古屋市 シャープ3.21kw 東北東 午後ビルの影(当社分室)
いままでのお客様の導入決断ラインは償却10年でしたが、これがボリュームゾーンまで広がるには、さらにコストダウンがすすみ目に見える経済効果が期待できるようになる必要があります。春から1kw42円に下げられた買い取り価格を48円に戻すとか、減額した助成金額を元に戻すとか、防災対策にも通じる蓄電設備インフラの大胆な助成制度(プラグインハイブリット・EV搭載のリチウムイオン電池も対象とする)で自家発電の付加価値を高めるとか、本気で太陽光発電の普及を考えるのなら、いろんな点を見直す必要があります。
当社のような中小零細の努力に依拠したコストダウンよりも、高給取りの行政のコストパフォーマンスを高めるほうが糊代が大きいわけですから、新エネルギーを経済産業政策の柱にするつもりなら、啓蒙活動に高額の天下り給与を払うような既存のばかげた新エネルギー推進策を根本的に見直して、世界市場相手に大胆な勝負をしてもらいたいものです。
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