利害関係者無罪放免の東電賠償スキームを暴露した週刊ダイヤモンド=真実を知りたい人は「朝日」よりも経済誌がお勧め!
素直に過ちを認めれないばかりに、”うそを百回言って押し切ろうとした””唯我独尊”気質が災いして、読者激減で没落しつつある朝日新聞ですが、その一方で、これまで報道機関としては格下扱いされてきた経済各誌が、核心にせまる面白い記事を連発させています。
朝日・毎日のダラ幹記者のように、報道エリートとしての立場に胡坐をかいて、聞きかじりの情報を、現場感覚を喪失したピンボケ妄想作文能力で記事にしているような、クズ記者の記事に比べたら、きらりと光る記事が目立ちます。
シビアな市場競争の中にさらされた企業を通して、リアリティある生きた情報をかぎ分ける現場力を身につけた経済誌の記者たちのほうが、朝日毎日のエリート気取りより数倍優れているということなんでしょう。
大手新聞幹部の粗大ゴミ連中はとことん腐り、朽ち果てていけばいいさ!という気持ちになります。
このところ、官僚の言い逃れロジックの急所をピンポイントでせめて、痛快な気分にさせてくれている高橋洋一氏の記事の紹介などで、何度かダイヤモンドオンラインを取り上げていますが、今週のダイアモンドオンラインでは、東京電力の賠償スキームが、「利害関係者の責任は問わず、ほとんど国民負担で済ませる形でまとめられようとしている」という、重大な情報をスクープしていまして必見です。
参考 週刊ダイヤモンド ダイヤモンドオンライン
独自入手の極秘資料が暴く国民欺く東電賠償スキーム
http://diamond.jp/articles/-/12350
詳細な記事内容は、直接リンク先を見てもらいたいと思いますが、記事中で、今回の賠償スキームの実態がわかりやすく図表にまとめられていまして必見の内容です。
より拡大表示できるようにして紹介させていただきます。
参考図表(クリックで拡大)
図1.ツケは国民に押し付け
官僚特有のトリックが張り巡らされていますので、一見するとわかりにくくされていますが、数字を追って実態を見極めるととんでもないことがわかってきます。(詳細はダイヤモンドの記事参考)
東電の株主の損失につながる資産売却もなければ、債権放棄もないかわりに、東京電力が追うべき多額の賠償金額を、国が保証することで資金調達し、電気代値上げと、震災復興の増税で穴埋めしていくというスキームです。ようするに、利害関係者の利益は守られ、国民だけが負担を強いられるというふざけたプランになっているようです。
こんなふざけたプランを、政府としてまとめあげる政権のどこが”国民の生活が第一!”で政権交代を実現した政党の政権なのかと思い、腹が立って仕方がありません。
党内の合意もなく政権幹部の独断専行でまとめられたようですが、理屈のつじつまあわせでしかものごとを判断できない、民主お子様政権のことです。まんまと通産官僚の理屈のつじつまあわせに納得させられたのでしょう。
法学部出身が多い官僚と、同じく法学部出身が多い民主政権幹部・・・どちらも屁理屈の達人ですから”屁理屈君”同士通じるものがあるのかもしれませんね。(最近、枝野官房長官を見ると、へ理屈小学生にしか見えない今日この頃です・爆)
現政権には「表面的な合理性を超えたところにこそ、本当の真実がある」という、会津武士のこころのルーツ会津藩校・日新館の”ならぬことはならぬ”の教えの意味をほんのかけらでも踏まえる器量をもってもらいたいものです。
官僚と違う視点で国政を担うべき政治家だったら、官僚の小理屈のペースに乗せられてほしくないものですが、もともとは日本人でなかった彼らには無理な相談かもしれませんが、官僚と政治家が同じ思考回路じゃ話しになりませんね。
せめて、こんな通産官僚天下り利権温存のためとしかいいようのない、原発事故のつけを国民におしつけ、東電利害関係者の負担を回避する、ふざけたプランの差し戻しを実現する与野党の政治家らしい懐の深い政治家の結集に期待したいものです。
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