最近メディアで話題の訪問販売商法
超ハードスケジュール続きで、10日ほどブログ記事更新しなかったんですが、ランクの落ち方半端じゃないですね。
記事を読みに来てもらって、内容を支持してもらって、はじめてランキングポイントが加算されるわけです。記事を更新しなければ、その入り口の部分を閉じてしまうことですから、当然といえば当然です。
逆に更新しないのに応援クリックしてくれてる人がいらっしゃったんで感謝感謝の気分です。
応援してくれた方ありがとうございます。
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さて、最近太陽光発電の訪問販売のクレームが急増しているようです。
”モデル工事・実績つくりのための特別価格という話で即決をせまられたが、安いどころかバカ高価格だった。”
”かなりの売電収入が稼げるということで契約だが、実際は言われたほど発電できない。”
などが主なクレーム内容のようです。
訪問販売の場合、売れなかったら給料ゼロというリスクを営業に負わせるフルコミ営業の給与体制の販売会社が多いです。いくら人数を採用しても、会社的には痛くありませんし、多く営業の頭数がいればいるだけ、会社全体の売り上げがかせげますから、不況で職探しをしている人が多い現状を利用して、市場に対して、営業の数が過剰になっています。
そのためかなり営業効率が悪く、営業一人当たりの月の契約台数が0.2(営業が10人いて一ヶ月の販売台数が2台)ということもあるようです。ですから、いくら安月給でも営業コストを30万円くらいは上乗せしないと営業の生活が成り立ちません。
当社のようにお客様から問い合わせがきて対応する反響型の営業をしているところとくらべると、かなり高い価格になります。また訪問販売会社の場合、現場の営業にリスクを負わせて、自分はぼろもうけしようという欲深い経営者も多いですから、利益目標も高くなりかなりの価格の上乗せが必要となるケースが多いはずです。そうした価格が高い部分を埋めるのが、口先でふくらませる商品価値ですから、厳密に言うと虚偽告知はなくても、お客様の勘違いを誘うようなオーバートークまがいのセールスがつきものになるようです。
知り合いの会社で、経験者ということで採用した人物など、お客様に失礼な物言いをしているんで注意したら、”テストクロージングだ””こっちはプロなんだからいちいち細かい注意をしないでくれ”と逆にすごまれたそうです。ようするに、失礼な物言いをされても、相手にあわせてしまうようないわゆる”かもタイプ”のお客様をさがすテクニックを使ってるんでしょうね。
昔京セラのソーラーエネルギー事業部の代理店で、成績優秀を表彰された訪問販売会社の社長が、お客様を獲得する秘訣を聞かれて、”アフォをさがすこと”と言ってまわりを唖然とさせたという逸話がありますが、世間の常識が通用しない特殊な連中だということなんでしょう。
もっともこの記事を読んでいる人は、情報弱者のカモとは違います。訪問販売セールスがふりまくライバルつぶしの都市伝説にのせられることがあっても、訪問販売で契約することはないでしょうが、知り合いでカモタイプの人がいたら、気を配ってあげてほしいと思います。
とりわけ、日本の高齢者は、人への信用・義理人情で生きてきた人が多いですから、連中のカモにされることが多いので守ってもらいたいです。
日本の主要4メーカーの場合、直接取引では、”悪質業者”を排除しつつありますので、質の悪い業者は、海外メーカーに流れる傾向があります。4メーカー以外のセールスがきたら注意が必要だと思います。
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