なんと千葉県鎌ヶ谷市まで基準値超え・・・除染対象102市町村一覧=環境省の情報公開を評価したい
昨日はキムジョンイル死亡のニュースに隠れてあまり注目されてませんでしたが、環境省が独自の実態調査に基づく貴重な情報公開をしました。
避難地域・警戒地域以外で、従来の安全基準値であった年間被爆量1ミリシーベルトを超えるデータが観測された全国102市町村の実名を公表してくれましたが、これがその一覧画像です。(クリックで拡大)
風評被害で瓦礫の受け入れが拒否されている東北の津波被災地よりも、北関東~南関東の一部のほうが放射能汚染が広がっていたということがはっきりしました。
問題なのはこうした首都圏への放射能拡散をつかんでいたはずの経産省・文科省が、こうした広域に及ぶ汚染対策の必要性を発信しなかったことにあると思います。
人口密度の低い東北と違い、人口密度の高い関東での汚染を認めてしまったら、損害賠償もすさまじい金額になるので発表を躊躇したのかもしれませんが、事故発生から9ヶ月・・「自分の住んでる市町村が従来の基準値の被爆量を超えていた。」という事実をいまさら知らされた人たちはどんな気持ちでしょうか?
環境省の実態調査とその公表がなければ、広域汚染の事実を経済産業省・文部科学省に握りつぶされていた可能性もあるわけですから、霞ヶ関の中では”格下扱い”で小ばかにされているようなきらいがある環境省ですが・・・公益の番人として正当な評価をしてあげたいなと思いました。
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