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2012年3月 5日 (月)

太陽光発電ユーザーさんの日影トラブルのその後

戦前から住んでた太陽光発電のユーザーさんが、隣に建てられたマンションのおかげで発電量激減しても、合法建築であわや泣き寝入りかという話を以前とりあげました。
太陽光発電を利用している南隣に、法規制ぎりぎりの建築物を建てられた場合、泣き寝入りするしかないのか興味をもたれた方も多いと思いますが、発電損失分の応分の補償ということで無事解決したらしいです。
いくら法律上は許させる建築といっても補償なしはないだろうと思っていましたが、デベロッパーの東建コーポレーションも補償の線で話をすすめてくれたようで、法の不備は、互いの人間としての道義にのっとって解決することで補う・・・という良識に基づくきれいな解決ができたようでなによりです。

”法律に違反してないから・・・”ということだけで開き直られたら、話は平行線で何も進まず、不満と憎しみだけが増幅されていくだけです。道義的な常識があってこその法律ということを踏まえれば、法律よりも道義が優先されるのは当然で、そんな常識をふまえる民間だからこそいい解決につながったと思います。

あいも変わらず杓子定規に法律の細則にこだわり、震災復興のじゃまをしている本末転倒の霞ヶ関の人間にも、なんのために法律があるのかという原点にかえってもらいたいものです。

参考画像 2月19日の日影の状況と 発電記録

9時

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10時
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13時30分
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14時40分
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2月発電記録

201202

足場と遮蔽シートが撤去され2mくらい低くなっただけで発電量が変わってきたようです。建物の高さがあと2m低いか、4m離れていれば今の時期なら影の被害もなかったはずです。法運用で融通がきかないお役人でも、日影トラブルに対処できるように、特例適応の基準を10mから8mに変えるなど必要じゃないかと思いました。

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コメント

興味深い内容なので転載してもよろしいでしょうか?

投稿: akaminedenkenkikaku | 2012年3月 7日 (水) 14時50分

よろしいですよ
日影規制適用外(高さ9.9M以下)の物件による日影被害は多くなりそうで、その補償拡大につながれば幸いです。

投稿: 管理人 | 2012年3月25日 (日) 21時51分

当方も大東建託と太陽光の日陰の件でもめています。
工事前の挨拶一つなしでドンドン工事を進めて、最近基礎のやりかたを立て始め、隣地から1メートル程しか離れないという事を知りました。
大東建託のこの支店は、1人の従業員の他は、全て看板も評判も関係ない人ばかりでした。
設計に関しては、訴えるなりなんなりしてくれ!と吐き捨て昨夜帰っていきました。
図面も頂きましたが、駐車場を隣地側にずらせばうまく収まりそうなのですが、この図面で銀行の融資も決まっているし…を連発し、こちらの要望は聞く耳持たず状態でした。


サイト主様のお宅もいろいろとあった様で、とても参考にさせて頂いておりますが、一つお伺いしたいのですが、サイト主様は訴訟を起こされましたか?
タイミング的には、工事前の話し合いだったのでしょうか?

9割以上が残念な回答が返ってくる、この太陽光日陰問題ですが、こちらも、話し合いだけでは解決できそうにありません…。

投稿: サイ | 2014年8月30日 (土) 06時53分

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