三菱電機で見つけたMADE IN JAPANの生き方=本炭釜炊飯器
太陽光発電の分野でも、他のメーカーが海外生産にシフトし、目先のコスト競争力と利益確保にまい進している中で、国内生産にこだわり、それに見合う高い生涯発電力=実発電量×耐久性を実現してきた三菱電機さんの太陽光発電については、露骨に肩入れしてきました。
それだけに、実発電量で定格出力1kwあたりの年間発電量が1430kwhで、三菱さんがダントツ一位だったのはうれしかったです。MADE IN JAPANにこだわっていたのに、発電量もいまいち、故障も多い、ではしゃれになりませんからね。他のメーカーのユーザーさんには申し訳ないですが、他のメーカーがここ数年で露骨に海外生産を増やしている現状で、日本製を守ってる三菱電機さんへの肩入れについては、日本人として大目に見ていただきたいと思います。
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先日、そんな三菱電機さんの製品の体験施設=ソリューションプラザにうかがう機会がありまして、そこで三菱電機さんしかない独自の技術が売りの調理関係の家電製品をいくつか実体験させていただいたんですが、今後のMADE IN JAPANのあり方みたいなものを垣間見ることができ面白かったです。
日本の電化製品がいまいちのときは、「ガラケー」のように、技術を誇示するように盛りだくさんのおせっかい機能がうっとおしかったりしますが、日本メーカーの持つ多才な技術が総動員され、味へのこだわりというようなアナログな難易度の高い目的に集約され、その成果が見事に結実した時、そこで生まれた製品は、価格がかなり高くても、消費者のこころをつかんで離さないと実感できました。
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たとえばご飯を炊く炊飯器は、中国のメーカーでも韓国のメーカーでも作れますが、ご飯が一番おいしく炊けるかまどで炊いたようにご飯を炊ける炊飯器は、日本じゃないと作れないでしょう。
同じレシピの料理を作っても、一流の調理人と、素人では味が違う・・・日本のメーカーが勝負すべきなのは、そういった領域の商品ではないかと思いました。
僕の中でお米がめちゃくちゃおいしかった・・・という記憶で一番鮮明に残ってるのは、通りすがりに食べた日立市から常陸太田市にいく国道沿いのおばさんのおにぎり屋さん(今はもうないかもしれませんが)のおにぎりですが、お米がいいだけでなくて、かまど炊きだったんだと思います。
かまど炊きがおいしいのは、吹き零れさせながら強火で連続沸騰状態で炊き上げられる過程で、うまみ成分がうまい具合に引き出されるからなんですが、驚いたことに三菱電機の技術のひとたちは、そのかまど炊きのご飯の炊き方を再現できる炊飯器を開発していたんですね。
米が違ったのでいまひとつ及びませんでしたが、私の今のいち押しのお米=岩手の「特別栽培のひとめぼれ」とかなら、あの感動の味が再現できたんじゃないかという予感をさせるよい炊き具合でした。
職人が本炭をくりぬいてつくった微妙な厚みをはらんだ内釜=本炭釜と、吹き零れしながら連続加熱沸騰させつづけるかまど炊きと同じ連続加熱沸騰を実現しながら、吹き零れをさせない特殊構造=特許取得が鍵を握っていますが、毎日のご飯にこだわる人間にしてみたら、値段が高くても欲しい一品です。
いくらいい商品でも、本炭釜タイプだと家電量販でも6万円以上するので常識的に考えれば「お遊び」に終わりかねない心配もあったと思いますが、かなりのヒット商品のようです。
定年退職の記念品とか贈り物ユースも多いようですが、米が主食の中国の富裕層なんかに爆売れしそうな輸出品としても可能性がある製品だと思います。
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