自給の再生可能エネルギー出力1400万kw活用で脱原発(事故リスク)・脱石油(輸入リスク)を急ぐべき
再生エネルギーの固定価格買取制度の設備認定を受けた発電施設の発電出力は新型原発14基分の出力1400万kwになり、送電・蓄電インフラを整備すれば、石油依存を低めつつ、脱原発依存を進める体制にむけて大きな成果がでています。
しかし、送電体制の不備を理由に電力会社との調整が進まず、実際に稼動しているのは100万kwという悲惨な状況ですが、なぜか政府は見てみぬフリをしているようです。
現在の電気料金の原価賦課方式にメスを入れるかわりに、公共投資による第三セクター事業としての送電設備運営方式を拡大するなど、電力事業の公共的機能を担保しつつ既存の電力会社優遇の弊害を除去していくという、具体的対処が進んでいません。経済産業の面だけでなく、エネルギー安全保障の観点からも発送電分離は早急に取り組むべきだと思います。
将来の少子高齢社会化で、今のように「輸出産業で外資をかせぎ、エネルギーと食糧を輸入に依存する」構造の維持が困難になり、日本国民の多くが食糧メジャー・エネルギーメジャーの収奪構造に組み込まれて困窮生活を余儀なくされるというリスクが現実のものとなっています。にもかかわらず、将来の国民生活を守るための自前のエネルギーである再生可能エネルギーインフラに熱心でないのはどうゆうことなんでしょうね。
こんなことをいうと石油に依存できないから原発は必要と言う声が聞こえてきますが、マネーゲーム狙いで簡単に破壊工作ができる日本の原子力発電の現場の状況を考えるととてもそんな平和ボケした意見には同調しかねます。
先日も、大爆発を起こした福島原発三号機の瓦礫撤去をしていた巨大クレーンのアームが折れて落下したというニュースがありましたが、作業のために納入する前に、加熱と急速冷却を仕込んで微小な亀裂を仕込んでおいて、それが時限爆弾のように作用して想定外の短期間で金属疲労による断裂を発生させることも可能なわけで、事前に電力株を空売りしておいたら、ぼろもうけです。
今世界の原動力は、ひとえにカネに集約されていますから、平和ボケ日本なんかは、マネーの欲ブタ連中の格好な餌食じゃないでしょうか?
参考ニュース
以下「真実を探すブログ」さんより資料引用
参考過去記事
再生エネルギー普及の鍵を握るNAS電池を破壊工作から守れる国であってほしい
国産戦闘機三菱F2の墜落事故による開発中止・ミサイル転用可能な国産ロケットイプシロンのソフトトラブルによる発射中止・福島原発事故の導火線となった1号機の誤操作による熱暴走爆発事故・・・真相は藪の中ですが、人為的に仕掛けようと思えば簡単に仕掛けることができるという日本の平和ボケ状況を認識して、政策立案すべきだと思います。
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