最強の冤罪ツール「特定秘密保護法」成立で、日本の政治家は完全に霞が関の下僕になりさがる
最近の日本の政治家のカンの鈍さにはあぜんとさせられます。
あいまいな基準で特定秘密が指定でき、重罰に処すことができる秘密保護法が、霞が関に都合が悪い政治家を葬るための、冤罪ツールとして悪用できる可能性を察することができないのはどうしたもんなんでしょう。
日本の司法が、法の正義を守るためでなく、行政権力を守るために司法判権力を行使するということは、ここ数年の間にはっきりしてきた事実ですが、そんな連中に、なんとでも運用できる特定秘密保護法という冤罪ツールを与えることの深刻さを想定しない国会議員のレベルの低さには困ったもんだと思います。
「国の安全保障のためには、守るべき秘密を守らなければならない」ということと、「あいまいで恣意的な運用の余地が仕込まれたおかしな法律を容認する」ということは別のことです。
自分たちの権益強化のために秘密保護法を推進する霞が関の官僚の台本にまんまと乗っかって、「国家安全保障の新たな礎を築く」という「歴史的使命を実現する高揚感」で、国士気取りの安倍坊ちゃんみたいな政治家連中は、本当に救いようがないアフォだと思います。
国会議員のだれだれは特定秘密を漏えいしたという事実は、検察調書の作文でいくらでもでっちあげることが可能なわけですが、どうしてそうしたリスクにつながる条文をかえようとしないのでしょうか?不思議でしょうがありません。自分たちは無縁だと無邪気に思い込んでいる時点で安全保障を語る資格がない政治家だと思います。
霞が関の既得権益を損なうような本格的な行政改革を進めるような「政治家」がいたら、この「特定秘密保護法」は、「霞が関」を守る「伝家の宝刀」の「冤罪ツール」として活用されることになるでしょう。
世間では「国民の知る権利を守れ」ということで「秘密保護法反対」という人が目立ちますが、「霞が関のインチキ権力強化を許さない」ということで、自由自在の政治家抹殺の「冤罪ツール」になる「特定秘密保護法案」には絶対反対です。
PS 秘密解除期間が30年から60年となったというのには笑いました。仮にインチキ幹部官僚のインチキが明らかにされたとしても、30年なら80歳くらいで、恥をかく可能性がありますが、60年なら長寿世界一の110歳ということでさすがに生きてる可能性はないですからね(爆)。おい!インチキ官僚!へたれのアフォ議員!そんな先の恥かきまで心配するなら、もっと今の国民の生活を心配しろよ!といいたいですね。
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