« 2018年8月 | トップページ | 2019年1月 »

2018年11月 7日 (水)

安易な外国人労働者受け入れ拡大の恐ろしさを知らない人が多すぎる

世論調査によると外国人労働者の受け入れ拡大に賛成の人が意外と多いので驚きました。

おそらく多くの人は、コンビニ店員で働いている外国人とか自動車産業などで働いている日系南米人とかの知能もモラルも高い労働者のイメージで外国人材を評価しているようですが、実際は恐ろしくレベルが低い外国人材が渡航ブローカー経由で大量に流入していて、すごいことになっています。

外国人労働者の安易な受け入れ拡大を推進している人たちには、ぜひ某大手宅配企業の物流ベースでの就労体験をして実態をみてもらいたいものです。

数年前までは、子供を寝かせてから夜勤で働くシングルマザーの人とか、事情を抱えてダブルワークで働く人が多かったのですが、そうした事情がある人たちが働きやすい勤務環境で、日本人ばかりで外国人はほとんどいませんでした。
ところが、最近、労働時間抑制による収入減でやめざるえなくするとか、事情がある遅刻欠勤を理由に退職を迫ったりして、日本人をやめさせていく一方で、外国人あっせんの派遣会社の受け入れ枠を急増させて、いまでは日本人よりも外国人が多い職場になっています。

外国人だらけになったとしても、まともに働いてくれるのなら問題ないですが、誤仕分け、破損、積載率、作業効率、荷崩れなどで、作業数値は極端に悪化してますし、そうした外国人の低品質の作業の尻ぬぐいを残った日本人が負担する最悪の状況になっています。

どんな仕事であってもプライドを持って日々改善を重ねる日本人気質と、安易な金儲けを求めて渡航ブローカーの口車に乗せられて渡航費用、あっせん費用を借金して日本にやってきて、すきあらばサボタージュしながら楽に稼ぎたいという連中では根っこの部分が違うわけですから、仕事の結果に歴然とした差が出るのは当たり前のことです。

(にもかかわらず日本人を辞めさせ外国人派遣をふやす目的は、派遣会社から現場採用担当に支払われるとうわさされる個人的なキックバックがあるからなんでしょうか?)

どうせ外国人を雇うなら、日系南米人を多く雇用してきた自動車産業の現場みたいに精神的な教育からしっかりした人材育成が必要だと思いますが、スタート地点が渡航ブローカがらみの派遣会社というのでは、その時点でアウトだと思いますね。

今回拡大される外国人拡大の法改正もそうした渡航ブローカーによるブラック派遣の実態にメスを入れることなく、安易に人数を増やすという点に重きが置かれているわけですから、悪いほうの外国人材の大量流入になることは目に見えています。

はっきり言って「お前もう来なくていいよ」というレベルの外国人材が半分以上いるというのが実態ですが、借金して日本に来ているわけで帰るに帰れない彼らを雇わないと、犯罪で生計を立てるしかなくなるわけで、そういったリスクを全く顧みないで外国人労働者数拡大に爆走する安倍政権の連中というのは、ブラック派遣会社からかなりの額の献金を受けているのじゃないかと思いますね。

Photo 彼らの出身地のゴミだらけの川
繁華街に隣接したうちの町内にはワンルームマンションが多く、外国人派遣のタコ部屋が多くあります。トイレの時間が重なるのか路上に大便をされることがあるようになりました。
外国人受け入れを増やすなら真剣に公衆便所を増やすとかしないと公道の衛生が著しく悪くなります。道端でうんこすることがあたりまえの国からきた人が大量に日本に来ているということを再認識してほしいですね。
ブラック派遣に送り込まれてくる外国人の現実を実感している自分にしたら、外国人労働者拡大に賛成とはとても言えません。仕事の仕方をもっと工夫すればへぼの外国人使うよりよっぽど仕事をこなせるし、生産ライン、道具を改善すればもっとこなせる・・・・安易な外国人労働力依存の前に現場でやるべきことはたくさんあると思います。
経営サイドが外国人拡大の法改正を求めているといいますが、そんな経営者は、無能なひらめサラリーマンあがりの社長なんじゃないかと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年8月 | トップページ | 2019年1月 »